毎月22日は禁煙の日

ニコチン依存症について知ろう・伝えよう

受動喫煙を防ぐためには、社会や行政による施策が必要です

「受動喫煙」を防ぐことは、単に喫煙者個人の問題ではなく、社会や行政も関わる大きな課題であり、そのための施策が求められます。すでに、世界の多くの国々では、FCTCの第2回締結国会議で提示された「受動喫煙防止のためのガイドライン」に沿って建物内を完全禁煙とする受動喫煙防止法が成立し、受動喫煙のない社会が実現しつつあります。その効果は明らかであり、実際スコットランドでは、受動喫煙防止法の施行により、急性冠症候群(急性心筋梗塞および不安定狭心症)の入院患者数が17%も減少したことが報告されています(図)。

日本においても、健康増進法の施行に伴う厚生労働省健康局通知により、受動喫煙による健康への悪影響があることを前提に、施設管理者に受動喫煙防止対策を求めたことで、その活動は少しずつ進んではいるものの、いまだ十分とはいえません。その中で、神奈川県が制定し2010年4月1日から施行される「神奈川県公共的施設における受動喫煙防止条例」は、罰則を伴った実効性のあるすばらしい取り組みといえますが、このような活動はまだ始まったばかりです。今後は活動を全国に広げ、受動喫煙のない社会作りを進めていく必要があります。

スコットランドでの受動喫煙防止法の施行前後における急性冠症候群の入院患者数の変化

「禁煙の日」にしてほしいこと

  • 喫煙・受動喫煙の害について知ろう・伝えよう
  • ニコチン依存症について知ろう・伝えよう
  • 治療法について知ろう・伝えよう

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